公明党の山口那津男代表は改造内閣について「経済(成長軌道に乗せていく)、被災地の復興、新たな災害への対応などにしっかり臨んでいくとともに、安全保障法制の整備、女性が活躍する環境づくり、地方を創生していくこと。地方創生はこれまでの経済の成果を全国津々浦々にまで波及させていくという目標につながる。また、沖縄基地の負担軽減のために担当大臣を設けたことにも、安倍政権の決意が表れている」と評した。
山口代表は、内閣の顔ぶれについて「実務型、実力内閣」と総評し、期待した。また、自民党総裁経験者の谷垣禎一幹事長の誕生について「総裁経験者が幹事長に就くのは異例のことだろうと思う。それを承知の上で、幹事長に抜擢された総裁の思い、それを受けた幹事長の思いには、相当重要なものがあると思う」とした。
山口代表は、政権を支える与党として「その思いにともに力を合わせていきたい」と語った。また、女性5人が閣僚に入り、自民党の政調会長に、高市早苗総務大臣に続き、稲田朋美前国家公務員制度担当大臣が就任するなど、女性の起用について、山口代表は「公明党としても、女性に活躍いただくよう、総合的に推進していきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)