反論・議論する意思もない 総理答弁を批判

2014年10月01日 19:59

 共産党の志位和夫委員長は1日、衆院本会議で代表質問を行った後、自身のツイッターで「私は国政の中心問題で事実と論理を積み重ねて質問したが、首相はどれ一つとして聞いていることに答えず、自説を言うだけ」と批判。

 志位委員長は「この首相は立場が異なるものに噛み合わせて反論・議論する能力も意思もない」と痛烈に怒るとともに「国民の世論と運動で包囲し、辞めてもらうしかありません」と退陣に追い込むほかないとした。

 安倍晋三総理が「まともに答えない」との批判は社会民主党の吉田忠智党首も同日にツイート。吉田党首は「安倍総理は所信表明演説でも、代表質問でも、国民が本当に聞きたいことを言わない、まともに答えない」と怒った。

 原発再稼働、集団的自衛権行使容認への閣議決定、労働法制の見直しなど、国民にとって大きな問題だけに、安倍総理のいう「丁寧に説明していく」との答弁通りの答弁が求められているよう。(編集担当:森高龍二)