独身男性6割 女性との付き合いで「相手に合わせる」

2014年10月10日 19:53

 マッチ・ドットコム ジャパン株式会社は2日までに、独身男性265名を対象に恋愛に関する調査を行った。

 「あなたは女性の気持ちを理解できるほうだと思いますか?」の問いに対し、「はい」と答えたのはわずか15.8%「いいえ(43.4%)」がもっとも多く、ついで「わからない(40.8%)」となった。

 「いいえ」の理由としては、「自分が思っていたことと正反対のことをする(28歳/SE)」、「時期によって態度がころころ変わる(27歳/治験受託営業)」、「怒っているけど何が不満なのかよくわからない(29歳/教育・事務)」などがあげられた。

  一方、理解できるという人からは「ずっと女性の多い職場で働いてきたから(31歳/美容師)」、「交際中の彼女を一度も怒らせたことがないから(25歳/化学・研究)」、「自分自身が女性っぽい考え方だから(33歳/運輸)」等。考え方だけでなく、職場や家庭環境によっても異なるようだ。

 「女性特有の行動で最もイラっとするのはどれですか?」の問いに対し、もっとも多かったのが「考え方が二転三転する(26.5%)」。ついで、「急に泣きはじめる(18.5%)」「話の前置きが長い(12.8%)」「『かわいい』を連発する(10.9%)」「買い物に時間がかかる(10.4%)」「占いの結果に左右される(5.2%)」「小食をアピールする(1.9%)」「食べるのが遅い(0.9%)」等。

 理由として、「言っていることに一貫性がなく話が通じない(41歳/商社・事務)」「弱さをアピールして許してもらおうとしているから(35歳/労務)」「話の構成が出来ていないし、長いわりにオチがない(31歳/美容師)」、「何を言いたいのか結論を先に言ってほしい(33歳/装置設計)」等の声が聞かれた。

 考え方が違う相手と付き合う場合、どちらかまたは双方が相手に合わせる努力が必要になる。恋人との関係において、「自分に合わせてもらう」か「相手に合わせる」かどちらを望むか尋ねたところ、「相手に合わせる」のほうがおおく59.2%。「自分に合わせてもらう」は40.8%となった。

 コメントとして、「頼れられる男でありたいから(34歳/製造・包装)」、「人に合わせるのは疲れるから(39歳/農業)」、「相手に合わせると図々しくなってくるから(30歳/会計事務)」、「自分がわがままな人間だから(41歳/娯楽・法務)」。「喧嘩したくないから(33歳/和菓子・製造)」、「女性がわがままな方がちょうどいいから(41歳/医師)」、「懐の深さを見せないといけないから(42歳/小売・自営)」、「相手に合わせるふりをして上手く付き合う(43歳/鉄道・駅員)」等が挙げられた。

 男女の脳に違いがあることは多数の研究によって証明されている。双方からの歩み寄りがベストであることは言うまでもない。調査は『第40回Match.com愛の調べ~独身男性と女心編~』より。調査期間2014年9月12日~2014年9月16日。有効回答者数265人(25~44歳の独身男性)。(編集担当:堺不二子)