KDDI、新宿に携帯電話販売の旗艦店をオープン

2014年11月24日 08:57

 2014年9月中間連結決算において増収増益をはたしたKDDI<9433>だが、その勢いをさらに高めるべく、東京都新宿区に携帯電話販売店の新しい旗艦店をオープンさせた。21日、KDDIは新宿駅東口から徒歩1分の場所に携帯電話販売店の新しい旗艦店となる「au SHINJUKU」をオープンさせた。直営店として売り場面積最大規模の店舗で、新宿駅東口から徒歩1分と好立地だ。21日にはオープンを記念したセレモニーが行われ、KDDI代表取締役社長の田中孝司氏や、テレビCMに出演するタレントの松岡修造さんや杉咲花さんがお祝いに駆けつけた。

 「au SHINJUKU」は携帯電話の購入やサポートといったショップ業務だけでなく、グッズ販売やスマートフォン(多機能携帯電話)教室の開催、さらには日用品や食品なども購入することができるという。この「au SHINJUKU」のオープンにより、これまで営業していた原宿の「KDDI デザイニングスタジオ」は11月16日をもって閉店。「au SHINJUKU」が新しい携帯電話販売店の旗艦店としてスタートを切ることとなった。

 「au SHINJUKU」の1階ではスマートフォンケースやアクセサリー、外付けスピーカーなどのアクセサリーが展示されており、2階ではスマートフォンの最新機種の展示、そして契約窓口以外にも、広々としたラウンジスペースが設けられており、そこで商品購入に関する相談や契約、アフターサービスの手続きが行える3階にはセミナースペースがあり、新商品や新サービスの体験会や、セミナーなどが開催される。

 また店内には「au バーチャルモール」という大型タッチスクリーンが設置されており、日用品から人気ファッションまで取り揃えた「auショッピングモール」の商品を購入することができる。決済は小型タッチパネルに「au ID」を入力すれば完了となる。商品は宅配により自宅に届けられる。
 
 新宿駅東口徒歩1分と非常にアクセスのしやすい場所に旗艦店を構えたKDDIだが、この旗艦店により今の好調な業績をさらに伸長させたいとしている。駅から近く、日用品や食品なども購入できるという旗艦店のトピックは、きっと多くのお客の足を招くものと思われる。(編集担当:滝川幸平)