ロシアのメドヴェージェフ首相が国後島（くなしりとう）に入ったことについて、藤村修官房長官は４日、「北方４島に関する日本の立場と相容れず、極めて遺憾」と語るとともに「日露関係の前向きな雰囲気に水をさすもの」と懸念を表明した。また、事実上の抗議を行ったことも語った。
玄葉光一郎外務大臣も「ロシア側の立場からすれば現地の開発状況の視察ということだと思うが、これは日本側の北方領土に対する立場と相容れない。日露関係の前向きな雰囲気作りに水を差すものだと認識している」と同様に遺憾の意をあらわした。（編集担当：森高龍二）
