人道支援継続がテロに屈しない姿勢示すことにも

2015年02月02日 08:41

 岸田文雄外務大臣は1日の記者会見で「テロに屈することなく国際社会と連携して中東地域の平和と安定のために日本としての責任を引き続きしっかりと果たしていきたい」と強調した。

 岸田外務大臣は「全在外公館に対し、改めて在留邦人の安全確保に万全を期するよう指示する。外務省は2011年4月からシリア全土に対し退避勧告を発出しているので、国民はシリアを始め退避勧告が出ている周辺地域への渡航は厳に控えて頂きたい」と渡航しないよう協力を求めた。

 また岸田外務大臣は「日本の中東政策は国際社会、中東地域の国々から高く支持されてきた。安倍総理が中東訪問した際に発表した中東への支援策も1000万人以上の避難民の命をつなぐために我が国は支援すると表明したもの。我が国の取り組みについてはしっかりとこれからも進めていかなければならない」と支援を続ける決意を示した。

 岸田外務大臣は「リスクを恐れ、こうした(支援への)方針を変えるということになれば、テロリストの論理にはまってしまうことになるのではないか」と支援継続は人道的な域にとどまらず、テロには屈しないことを示すことにもなるとの考えをうかがわせた。(編集担当:森高龍二)