働き方において、“適度”に働きたいと考えている女性が6割に上ることが株式会社アイ・ディ・アクセスの調査で分かった。
「あなたの働き方として、もっとも当てはまるお気持ちを教えてください」という問いに対し、もっとも多かったのは「どちらかといえば適度に働きたい(35.9%)」。ついで、「適度に働きたい(26.0%)」。これら2つ合わせると6割以上が、「適度に働きたい」という結果に。対して、「どちらかと言えばキャリアを積みたい(21.7%)」「キャリアを積みたい(17.3%)」を合わせた「キャリア派」は4割以下となった。
「あなたが、現在のお仕事に決めた理由を教えてください」の問いに対し、もっとも多かったのは「勤務時間が合っていた(41.0%)」。ついで「希望の仕事内容だった(40.3%)」「勤務地が便利・気に入っていた(38.3%)」「仕事内容に興味があった(29.7%)」「給料の金額に満足した(17.0%)」「会社の社風が合いそうだった、良さそうだった(11.0%)」となった。
「あなたが、現在のお仕事を続けている理由を教えてください」の問いに対し、もっとも多かったのは「勤務地が便利・気に入っていた(41.0%)」。ついで「勤務時間が合っていた(38.3%)」。「希望の仕事内容だった(31.0%)」「仕事内容に興味があるから(17.7%)」「給料の金額に満足しているから(15.7%)」「会社の社風が合いそうだった、良さそうだった(11.3%)」「社員が魅力的だから(10.3%)」となった。
「あなたが現在働いている職場はどのように見つけましたか」の問いに対し、もっとも多かったのは、「WEB 求人サイトで検索した(18.7%)」。ついで、「知人に紹介してもらった(17.0%)」「フリーペーパーなど紙媒体をチェックした(21.2%)」「ハローワークに通って紹介してもらった(15.3%)」。意外にも「会社HP などから直接応募した(1.7%)」は少数。
今回の調査対象は、20歳から50歳までの有職者女性を対象に正社員やパート等の区別なく行われた。そのため、キャリア重視というよりは働き方や勤務時間などを重視する回答者が多かったのではないかと推測される。調査の方法はWEB アンケート方式。調査の対象は全国の20 ~ 49 歳の有職者女性300 人雇用形態は不問(正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイト含む)。有効回答数300 人 調査実施日は2015 年2 月20 日(金)~ 22 日(日)。(編集担当:堺不二子)