「ビアガーデンに行きたくなる気温」は28度以上

2015年05月31日 16:17

画像・キリンと提携でさらなる飛躍なるか 盛り上がる日本の地ビール産業

「あなたは今年の夏、“ビアガーデン”に行きますか?」の問いに対し、「必ず行くつもり」、「機会があれば行きたいと思う」、「誘われたら行くと思う」と答えた割合は、合わせて93.7%となった。

 夏を予感させる日も多い今日このごろ。ビアガーデンに関する調査が行われた。

 「あなたは今年の夏、“ビアガーデン”に行きますか?」の問いに対し、「必ず行くつもり」、「機会があれば行きたいと思う」、「誘われたら行くと思う」と答えた割合は、合わせて93.7%となった。昨年の91.7%から伸び、過去5年で最も高い数値となっている。なかでも「必ず行くつもり」の人は、2011年には14.9%であったが、年ごとにわずかな増減はあるものの増加傾向にあることがわかった。

 「ビアガーデンに行きたくなるのはどんな時ですか?」の問いに対し、「おいしい生ビールが飲みたい時」(64.4%)、「開放感を味わいたい時」(52.4%)、「わいわいコミュニケーションをとりたい時」(44.9%)がトップ3。ついで、「30度を超える真夏日」(35.3%)、「風が爽やかな初夏」(25.9%)となっており、季節の風物詩として定着している様子がうかがえる。「気温が何度以上になったら、ビアガーデンに行きたいと思いますか?」という問いには、「28℃」と答えた人が31.8%と最も多かった。

 ビアガーデンでの1人あたりの予算はいくらですか?(料理を含む1回あたり総額)」は、昨年より増加(109円)し、3,862円となっている。)「今年何回くらいビアガーデンに行くと思いますか?」は、「2回」が28.6%と最も多く、次いで「1回」(19.7%)、「3回」(18.6%)の順となった。2人に1人が「2回以上行きたい」と考えていることがわかった。

 ビアガーデンで飲みたいものは何ですか?」の問に対し、1位はダントツの「ビール」(96.4%)。つぎが「チューハイ/サワー」(36.0%)、「発泡酒など、ビール以外のビール類」(15.5%)、「ワイン」(11.5%)、「炭酸飲料」(10.2%)、「焼酎」(6.8%)となった。“ビア”ガーデンである以上、殆どの人がビールを飲みたいと考えているようだが、他のアルコールも人気のようだ。年代別に見ると、若年層ほど「チューハイ/サワー」が高く、特に20代は約5割となっている。各年代ごとの飲み方の多様化がうかがえる結果となっている。

 調査はキリン株式会社によって行われた。対象は全国20歳以上の男女。有効回答数8,369名。(編集担当:堺不二子)