会期延長で安保法案が無茶な議論と分かれば効果

2015年06月23日 07:49

 安保法案の成立を図るため、9月下旬までの大幅延長が予想される国会の会期延長について、生活の党の小沢一郎代表は「ますます違憲立法という、また無茶苦茶な議論であるという認識が国民の間に深まれば、それはそれで一つの効果ではないか」と会期延長で安保法案が無茶な議論と国民に分かれば、それも効果だとした。

 菅直人元総理は9月に自民党の総裁選があるが、「安倍総理が安保法制で失速すれば波乱含み」とし「大幅延長して安保法制が成立しなければ安倍政権は持たない」との見方を示した。

 菅元総理は「9月末までの会期延長という案も検討されているようだが、8月には終戦の行事やお盆もあり、国会も夏休みをとるのが普通。安倍総理としてはアメリカに約束した夏までに何が何でも安保法案を成立させる為に大幅延長が必要と考えているようだ」とし「国会の議論を聞いていると安倍総理の答弁を聞けば聞くほど矛盾が深まるというのが多くの国民の感想だ」とした。(編集担当:森高龍二)