国民に内容が伝わるような質疑を指示 山口代表

2015年07月10日 10:28

 公明党の山口那津男代表は9日の中央幹事会で、民主・維新が共同提案した領域警備法案などについて「与党としても真摯に提案を受け止める」としたうえで「法案はこれまでの国会での審議のベースに基づいて出されたものと思われるので、そのことも踏まえながら審議していくべきと思う」と、従前の国会審議を踏まえて、法案を見ていくとの考えを示した。

 また山口代表は「10日にテレビ中継のある、安倍総理出席の衆院安保特別委員会がある。ここをスタートにして、しっかり議論を深めて頂きたい」と要請した。

 山口代表は「13日に中央公聴会が開かれ、午後には一般質疑がある。そこで、政府案、野党案が議論になる。必要に応じ、14日以降も議論を深めたうえで、内容を対比しながら国民の理解を(広め)議論の成熟を図っていきたい。(党の質問者には)国民によく内容が伝わるよう質疑を頑張って頂きたい」と指示した。山口代表は「しっかり議論したうえで結論を得ていきたい」と伝えた。(編集担当:森高龍二)