民主党の蓮舫代表代行は2014年国民生活基礎調査で「生活が苦しい」と答えた世帯が「6割以上」になった受け止めを記者団に聞かれ「アベノミクスは一体どこに行ってしまったのだろうというのが正直なところ」と経済の好循環より、安保法案最優先のようにもみえる安倍政権を問題視した。
蓮舫代表代行は安倍総理にとって『この道しかない』は「経済政策だったはずだが、いまや『この道』は、いつか来た道の安保法案になっており、国民に対してまったく真摯に向き合っていない」とした。
参院での審議に移った労働者派遣法改正案についても「衆院での強行的な採決のあり方が問題になって送られてきた法案だ。国民の皆さんのなかにも反対や不安視する声は依然高い。引き続き政府案の問題を徹底的に審議していきたい」と強調した。(編集担当:森高龍二)