川内1号 核燃料装填自体に違法の疑いと元総理

2015年07月12日 08:53

 30年を経過して原子力規制員会の認可を受けずに、核燃料を装填すれば放射線が出て、経年劣化が進行することから、菅直人元総理は11日、九州電力川内原発1号機に核燃料を装填すること自体に違法の疑いがあると疑義を提起した。

 菅元総理は、さきに政府に対して「川内原発1号機について、一部に、原子力規制委員会による保安規定変更認可の審査が終わる前に再稼働されることがありうるという報道がある。もしこうしたことが認められれば、高経年化対策に関する原子力規制委員会のチェックが行われないまま30年を超える原発稼働を認めることになり、法の趣旨に反する。原子力規制委員会による認可がないまま川内原発が再稼働されることがありうるのかどうか明確にされたい」との質問主意書が提出されている。答弁書は17日に政府の公式回答として出される予定だ。

 菅元総理は「川内原発1号機を、30年を超えて原子力規制委員会の認可を受けずして動かすことが法律上できるのか。原発問題に詳しい弁護士と協議している」とブログで発信。

 「原子炉等規制法の条文をしっかり検討して見たが、九電が認可の申請を出し、いまだ認可がされていない状態で、30年を超えて運転できるとは言えないと言うのが共通の意見だった」ことも紹介している。(編集担当:森高龍二)