九州電力は鹿児島県にある川内原発1号機の再稼働を7月下旬に、2号機も9月下旬に再稼働させる計画書を原子力規制委員会に提出した。九州電力は「川内1号機と同様に、川内2号機についても国の使用前検査に真摯かつ丁寧に対応し、再稼働に向けた安全確認に万全を期す」と25日、発表した。
九州電力によると、川内1号機の使用前検査申請書の変更申請で「四号検査を受けようとする工事の工程、期日を、平成27年6月から7月に変更した」としている。
また2号機に関しては材料、寸法、外観・据付、耐圧・漏えいなどの確認検査と原子炉に燃料を装荷することができる状態になった時に、機能・性能を確認する検査を8月末までに受け、原子炉の起動を開始することができる状態になった時に機能・性能を確認する検査を9月に、定格出力運転時に、発電所の総合的な性能を確認する検査を10月に受ける意向を示している。10月に営業運転を始めたい考えだ。(編集担当:森高龍二)