日本共産党の志位和夫委員長は15日の緊急国会議員団総会で、自民・公明が安保法案を衆院安保特別委員会で強行採決したことに「強行採決は憲法9条(戦争の放棄)を蹂躙するだけでなく、国民主権をも蹂躙する暴挙だ。安倍政権が国民から追いつめられての強行」と非難した。
志位委員長は「審議を続ければ続けるほど国民の反対の世論が高まることを恐れての採決に他なりません。闘いはまさにこれから。国民の皆さんと力を合わせて法案撤回・廃案まで全力でがんばりましょう」と決意を示した。
志位委員長は15日夜に国会前で約6万人(主催者発表)が強行採決反対、安保法案反対の抗議を行ったことに、自身のツイッターに抗議集会の写真を載せ「若いみなさんがどんどん集まっています。感激です! 未来は若者のもの。若者も、女性も、年配の方も、学者も、文化人も、みんなの力を一つに集めて、安倍政権を打ち倒そう!」と政権打倒を呼びかけた。
また、社会民主党の福島みずほ副党首は16日「今日は衆院本会議で戦争法案の採決がある。憲法違反の法案の採決は大問題」とツイッターでも、採決に抗議している。(編集担当:森高龍二)