話題のフローズンフルーツバー「PALETAS(パレタス)」が遂に関西上陸!

2015年07月18日 19:42

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PALETASはフルーツと野菜がゴロゴロと入ったフローズンフルーツバーは、瞬く間に人気を集め、SNSを中心に口コミ効果で注目度が爆発的に高まった

 2013年、鎌倉にお洒落なフローズンフルーツバー専門店がオープンした。その名も「PALETAS」(パレタス)。店名の由来は、着色料を使わずにフレッシュフルーツをたっぷり使って作るメキシコ・中南米発祥の氷菓「パレタ(paleta)」だ。

 普通のアイスキャンディと大きく違うのは、ジュースやシロップを凍らせたものではなく、凍った果物そのものが入っていること。アイスキャンディよりもさっぱりと口当たりがよく、みずみずしい果物を食べているような食感が特徴だ。

 フルーツと野菜がゴロゴロと入ったフローズンフルーツバーは、瞬く間に人気を集め、SNSを中心に口コミ効果で注目度が爆発的に高まった。翌14年4月には吉祥寺店、7月には横浜の桜木町、東京ミッドタウン店と次々に新店舗を展開し、今年5月にはフィットネスクラブのoasisとのコラボカフェ「Si・empre」を併設した代官山店もオープン。その勢いは留まるところを知らず、遂に今夏、期間限定ではあるものの関西に初上陸する。

 平日にもかかわらず女性たちが行列をなし、夕方に完売してしまうことも珍しくない大人気店ではあるが、それにしても一介のスイーツショップがわずか2年ほどの間に東京の一等地に次々と店舗をオープンさせられるものだろうか。

 実は「PALETAS」は、目薬やOTC医薬品で知られるロート製薬<4527>が仕掛けた店舗だ。「PALETAS」のフローズンフルーツバーは、新鮮なフルーツの風味や食感がそのまま楽しめることが最大のうりだが、その技術の元となっているのが、ロート製薬が長年の医薬品研究の過程で培ってきた特殊な技術なのだ。

 ロート製薬は近年、化粧品や食品などの多角化経営を積極的に進めており、13年には薬膳とフレンチを融合させたレストラン「旬穀旬菜」を大阪駅グランフロントにオープンするなど、外食産業にも本格的に参入している。

 今回の「PALETAS」の関西出店は、7月22日(水)~8月4日(火)まで高島屋大阪店の地下洋菓子売場内イベントスペース、続いて8月5日(水)から8月10日(月)までは高島屋京都店7階催事会場にて期間限定で行われるが、売り上げ次第では近い将来、常設店舗の出店もあるかもしれない。(編集担当:藤原伊織)