民主党の蓮舫代表代行は3日の記者会見で、安保法案の参院安保特別委員会での審議での中谷元防衛大臣の答弁の迷走ぶりに「防衛大臣答弁が二転三転し、ぶれるのが当たり前になってきた」と重大視。
蓮舫代表代行は「中谷防衛大臣は事実でないことを堂々と答弁し、指摘されるまで自ら撤回しないという姿勢が目立っている」と批判するとともに「あまりにも横暴なやり方だ」と対応を改めるよう求めた。
また、自民党の谷垣禎一幹事長が60日ルールの使用が可能になる前に参院で採決を求めるような姿勢を見せていることに「国会内で与野党が日程協議、審議を進めているにもかかわらず、自民党幹事長が出口を公言するのは国会軽視も甚だしい」と強くけん制した。
また、髙木義明国会対策委員長は4日に予定されている野党4党首会談について「安保法案には多くの国民が不信感を持ち反対している。廃案に追い込んでいくために意思統一の場になるのではないか」と語った。また、内閣不信任案についても視野に入っているとした。(編集担当:森高龍二)