民主党の岡田克也代表は、奈良県内で開いた意見交換会で「野党がしっかりしないからこうしたことになっているという思いがある」と野党第一党・民主党としての責任を滲ませた。
そのうえで「民主党を立て直し、政権にチャレンジできるようにしたい。来夏の参院選挙で結果を出し、次の総選挙で政権にチャレンジする。それが代表としての私の責任と考えている」と政権奪還への決意を示したことが民主党HPで発信された。
また、連合との意見交換では「労働者派遣法改正案を安倍さん(総理)は改正すれば派遣で働いている人も正社員になりやすくなると語っているが、現実は逆。正社員を減らすことにもつながり、現在働いている方だけでなく、これから社会に出る若者にとっても非常に大きな影響のある法案だ」と、労働者にとってリスクの高い法案だとしたうえで「絶対反対」と改めて、成立阻止へ取り組んでいく姿勢を示した。(編集担当:森高龍二)