国勢調査に協力呼びかけで総理が談話発表

2015年09月09日 07:28

 安倍晋三総理は10日から始まる国勢調査を前に、8日、談話を発表した。談話では「国勢調査は我が国に住んでいる全ての人・世帯を対象として、全国及び地域別に人口や世帯に関する実態を明らかにする国の最も重要な統計調査だ」と説明。

 そのうえで「我が国は本格的な人口減少社会を迎えており、今回の国勢調査は少子高齢化の状況、雇用や地域の姿、グローバル化などの社会変化と最新の実態を明らかにし、豊かで活力ある日本の未来を考えるために欠かすことのできない資料となるもの」なので、調査に理解と協力を求めている。

 また「今回の国勢調査では紙の調査票での回答のほか、全国でパソコンやスマートフォンを利用したオンライン回答が可能となっている」としている。

 国勢調査の調査書類は10日から国勢調査員が各戸に配布。インターネットでの回答は10日から20日まで。調査票での回答は26日から30日に調査票が配布され、10月1日から7日までに調査票を提出することになる。(編集担当:森高龍二)