菅義偉官房長官は21日、野党5党が無所属1人を含む衆議院議員125人の連名で臨時国会召集を求めたことについて、受け止めを記者団に聞かれ、「政府としては必要な法案など精査しながら、与党と相談し、最終的な決定をさせていただきたい」と語った。
菅官房長官は「安倍総理の外交日程を優先せざるを得ない事情や予算編成をしなければならないという事情がある。与党としっかり相談しながら対応したい」とした。菅官房長官は「与党と相談しながら」を繰り返した。
また、自民党、公明党の幹事長・国対委員長会談で、公明党側から予算の国会閉会中審査だけでなく、TPP関連でも求めがあれば積極的に応じていくという考えが示されたようだが、政府として、TPP関連の国会閉会中審査についてはどう考えるかと聞かれ「臨時国会をどうするかということをまだ決めていないので、いずれにしても、真摯に受け止めて、対応を与党と協議しながら決めていきたい」と答えた。
また、同日夕の記者会見で「今、与党としっかり取り組んでいる。与党と協議しながら結論を出していきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)