維新と統一会派が国民の思いに繋がる 岡田代表

2015年12月08日 21:48

 民主党の岡田克也代表は8日の党常任幹事会で維新の党との統一会派結成について「次の通常国会は非常に重要な国会なので、民主と維新が一体となって戦っていくことが国民の思いに通じる国会の議論につながっていくと考える」と語った。10日の両院議員総会で最終判断する。

 また、選挙制度改革について、岡田代表は「最高裁判決にも沿った解決でなければ政治不信は増すばかり」とし「しっかり今後の推移について見守り、国会でも大いに議論していきたい」と国民にも分かり易い議論を、国会を通して行う必要を語った。

 岡田代表は「衆院議長の下に置かれた衆院選挙制度に関する調査会(佐々木毅座長)の各党ヒアリングで自民党は従来の党の考え方を説明し、党としてこれで行くという方向性がはっきりしてきたというが、これでは何のために調査会を設けたのか。調査会の答申を前にそうした話が出てくること自体きわめて不謹慎」と問題視した。

 そのうえで「国民に対してもしっかり説明できる、最高裁判決にも沿った解決でなければ政治不信は増すばかり」と自民党にも真摯な対応を求めた。(編集担当:森高龍二)