民主党の岡田克也代表は政府が補正予算で低年金受給者に対し、３万円の支給を予定していることに「選挙目当てのバラマキだ」と批判した。
岡田代表は「われわれは最低保障年金という仕組みをつくって、持続的に支えていくことが必要だと以前から申し上げている。与党はそれを否定しながら、一時的には３万円を配ると言っている。選挙目当てだと言われても仕方がない。若い人でも困っている人はたくさんいるのに、なぜ高齢者にだけなのか。選挙目当てのバラマキだということは明らかだ」と問題視した。
また、来夏の選挙をにらんだ野党共闘について、記者団に答え「基本的に候補者は野党側で１人にしないと、とても太刀打ちできない」と断言した。
岡田代表は「野党が１本になって自公の候補者と戦っていかないと勝負にならない。良い候補を出すことが非常に重要だ」とした。（編集担当：森高龍二）
