民主党と維新の党はそれぞれ党内手続きを経て、11日、統一会派結成と両党間の関係強化で正式合意した。両党代表が調印し、がっちり握手した。会派勢力は92人(民主党71人、維新の党21人)となる。
合意事項は(1)基本的政策合意の共有(2)次期通常国会で統一会派の結成(3)政権交代可能な政治実現へ、両党結集も視野に地方組織も含め、さらに信頼関係を高める(4)政策・理念を共有する幅広い野党勢力の協力・結集を目指して各党、各会派等に呼び掛けていくというもの。
岡田克也代表は「安倍自民党、安倍政権の暴走をしっかりチェックするとともに、対案を出していく」姿勢を強調した。
また「運営に当たって両党代表、幹事長から成る協議会を設ける」とし「政策については、両党政策責任者等で構成する政策調整会議を設け、部門会議は合同で開催、党ごとに行う政策決定で調整が必要な場合には調整会議で調整することになる」と説明した。
選挙については「幹事長、選対委員長で成る調整会議を設けて参院選挙、衆院選挙についての調整を行う」考えだ。(編集担当:森高龍二)