核の脅威想定し米韓等と協力し対策を 松野代表

2016年01月07日 08:33

 北朝鮮が水爆実験を行い、成功したと発表したことに対し、維新の党の松野頼久代表は6日「事実とするなら、国際の平和と安全に対する重大な脅威であり、政府に対し、国連安保理の非常任理事国として新たな制裁決議の取りまとめに早急に取り組むよう求める」との談話を発表した。

 松野代表は「北朝鮮は過去、2006年10月、09年5月、13年2月の計3度にわたって核実験を実施したが、その意図は弾道ミサイルに搭載できる核爆弾の小型化にあると考えられる。その意図が今回の実験によって、どの程度実現したのかは我が国を含む北東アジアの安全に直結する重大な問題」とした。

 松野代表は、そのうえで「政府には情報収集に最大限努力するとともに、近い将来、その脅威が現実のものになることを想定し、米国・韓国・中国等とも協力しつつ対策をとるように要請する」と核の脅威を想定した対策を求めた。(編集担当:森高龍二)