安倍晋三総理は28日、甘利明経済再生担当大臣の辞職に伴う後任大臣に自民党の幹事長や環境大臣、国土交通大臣、規制改革担当大臣などをつとめた経験のある石原伸晃氏の起用を決めた。
TPP含め重要なポストだけに早期対応が必要として、間を置かずに判断したとみられる。
石原氏は自身のHPでの「外交における政治家の役割」の中で「どんな国も、自国の繁栄を、単独で維持することはできません。日本にとって、諸外国、特にアメリカ、中国そしてアジアの国々との関係は、日本の繁栄に不可欠なものです。その意味でも、アジア太平洋地域に高い自由度を持つ貿易圏を創出しようというTPPは極めて大切です。もちろん自然を相手にする農業など、他の産業とは違う分野はしっかりと保護していかなくてはならないことは言うまでもありません」と書き込んでいる。(編集担当:森高龍二)