政府は態勢立て直し一番大事。支えると谷垣氏

2016年01月29日 09:07

 自民党の谷垣禎一幹事長は28日夜、週刊文春が報じた千葉県の建設会社からの金銭授受疑惑の責任をとり甘利明経済再生担当大臣が辞任したことについて「アベノミクスの推進役、TPP交渉担当者でもあられ、非常に大きな功績・実績を挙げてこられた方なので、こういう形で大臣をお辞めになるのは誠に残念」としたうえで「態勢をもう一回政府はきちっと立て直す、私どもも与党としてしっかり支えていく、これが一番大事」と語った。

 また、後任の石原伸晃大臣について「幹事長や閣僚経験が豊富ですので、豊富な経験できちんと対応して下さると思っている」と内閣最大の危機乗り切りに期待した。

 また、TPPや新年度予算案の本格審議など重要案件を抱えていることから「国対も一生懸命やっております。そういう重要案件がありますので、悪い影響が出ないようにしっかりと立て直していくというのが我々の務めだと思います」と話した。

 谷垣幹事長は「政治とカネ等の問題で若い人に政治不信を植えつけることのないよう、我々もまたしっかりやっていかなければいけないと思います」とも語った。(編集担当:森高龍二)