甘利明前経済再生担当大臣の辞職を受けた民主・維新の合同による「甘利金銭授受疑惑」追及チームは、28日夜の会合で「甘利大臣や甘利事務所関係者との接触や口利きがあったかどうか等について国土交通省や独立行政法人都市再生機構(UR)の関係者に説明を求めてきたが、回答が得られないまま」になっているため、29日に改めて会合を開き、関係者からのヒアリングなどを求めていくなど、対応を協議する。
民主党は党のHPで、会合での出席議員らから「国交省は情報を隠し続け、口裏合わせをし続けた」「省内の記者会見が優先されるのは、国会軽視だ」「今日をもって甘利問題はUR問題になった」など、怒りの言葉が相次いだとしている。
国交省から、この日の会合でヒアリングに応じる内諾があったが、会合開始4分前に、省内での記者会見を理由に出席できないとの連絡があったという。(編集担当:森高龍二)