中谷元防衛大臣は23日の記者会見で、航空自衛隊横田基地と米軍横田基地視察の狙いについて「弾道ミサイル対処に関する技量の向上、日米部隊間の連携向上を目的として実施をする日米共同訓練を視察する。訓練を通じ日米連携をより強固にしていくことが重要であると考える」と語った。
中谷防衛大臣は視察前に語ったもので、視察では「日米の部隊がどのように連携をしているのか、具体的な説明を聞き、弾道ミサイルの対処につきまして、2月7日の北朝鮮のミサイル発射においても、米側から早期警戒情報の伝達、米軍と自衛隊のレーダー情報の共有により、国民に対し、迅速に発射情報を知らせることができた」とした。
中谷防衛大臣は「北朝鮮の最近の動向を踏まえると、引き続き、情報収集・警戒監視に万全を期す必要がある。今回のような訓練を通じて日米連携をより強固にしていくことが重要」と話した。(編集担当:森高龍二)