民主党の枝野幸男幹事長は24日、党常任幹事会で(1)維新の党との新党結成へ、1998年の旧民主党・旧新進党一部との合流方式と同様の形で3月中に新党結成を目指す(2)党名は略称で「民主」になる案とそうでない案の二つの党名に絞り、そこから一つの案に絞る方法で対応する。この2点において、維新の党との交渉を岡田克也代表に一任することとなった、と語った。
1998年の旧民主党・旧新進党一部との合流方式では、存続政党になった旧民主党所属議員も新党結成大会直前に一度離党したうえで、他党からの合流議員とともに再入党する方式をとった。
枝野幹事長は「政権を担い得る政党を作り直そうと言うことにあって、大同団結は当然」とした。また、枝野幹事長は党名変更について「安倍政権の暴走を止めていくために、お互いに譲り難いことも譲りながらやっていかなければいけないと岡田代表から説明があった」とした。
また、今後のスケジュール感について「今日の常任幹事会で確認された状況等について、両院議員懇談会や全国幹事長会議を早急に開くことを岡田代表と話している」とし「維新の党との交渉が前に進めば、どこかの時点で、党大会を開かなければ党名や規約等を変更することができない。順調に行けばそういう手続きが当然行われる」との認識を示した。(編集担当:森高龍二)