維新の党の松野頼久代表は18日の記者会見で民主党との合流、新党構想について記者団に聞かれ「今、細部にわたり色んな交渉をしている。2月いっぱいで結論が出なければ単独で戦う決断をしなければならない。2月いっぱいで結論を出す」と答えた。
松野代表は「夏の参院選挙を逆算して、ある時期には決断をしなければならない」とその時期が2月いっぱいとした。
また、自民党の丸山和也参院議員のオバマ大統領に対する発言についての受け止めを記者団に聞かれ「失礼も甚だしい発言だ」とし「議員として適格性があるのかと疑わざるをえないような発言」と酷評した。
発言は「今、アメリカは黒人が大統領になっている。これは奴隷ですよ。建国当初に黒人、奴隷が大統領になるなんて考えもしなかった」などと17日の参院憲法審査会で発言したもの。丸山議員は後に発言を撤回するとともに、議事録からも削除、修正するとしている。
ただ、自民党の丸山議員が国会議員であるだけでなく弁護士であることも踏まえると「日米間の信頼を大きく損ねるのみならず、基本的人権をないがしろにするものであり、国民の政治に対する信頼を著しく失墜させるとともに、良識の府としての参院の権威と名誉を著しく傷つけるもので、看過できない」として、民主、維新、生活の3党が議員辞職勧告決議案を参院に18日提出した。(編集担当:森高龍二)