民主に期待も合流・独自両睨み 維新国対委員長

2016年02月11日 18:37

 維新の党の石関貴史国対委員長は10日、民主党とともに新党を結成する路線と維新の党として独自に参院選、あるいは想定される総選挙を戦うのか「両睨み」状態だとした。そのうえで「民主党の対応に期待したい」と語った。

 石関国対委員長は「統一会派として、さらに大きな党を目指そうということでの努力は続けていくが、いつまでもというわけにもいかない」とし「どこかの段階でけりをつけて、我々独自でやっていくということも考える」と語った。

 石関国対委員長は「国民に認めてもらえるには解党的出直しくらいの姿勢を見せないと」と新たなスタートをきる姿勢が必要と強調。

 維新の党と民主党との新たな党結成を視野に入れた合流への協議は松野頼久代表と民主党の岡田克也代表がそれぞれ党から一任を取り付けた格好で進めているが、「合流できるかどうかは五分五分」(松野代表)の状況。(編集担当:森高龍二)