自然や生活環境に最大限配慮し工事進める 防相

2016年03月02日 08:58

 中谷元防衛大臣は1日の記者会見で、普天間飛行場の代替基地を名護市辺野古に建設する計画について「政府としては自然環境、住民の生活環境に最大限配慮して、移設に向けた工事を進めていくという考えに変わりはありません」と改めて工事を進める考えを明確にした。

 中谷防衛大臣は「平成25年末に(当時の)知事から、普天間飛行場の辺野古への移設に必要な埋め立て承認をいただいた。既に行政判断というものは示されており、法的瑕疵はないと考えている。防衛省も丁寧に沖縄県に申請をした」と一連の手続きを含め瑕疵はないとした。

 そのうえで中谷防衛大臣は「工事は環境、住民の生活に支障がないように最大限配慮しながら続けている」と強調し、工事についてはこれまでの手続きを含め瑕疵はないと繰り返した。(編集担当:森高龍二)