1月FXの月間取引高は348 兆円 預り残高トップは GMOクリック証券

2016年03月05日 15:53

 矢野経済研究所では、FX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業16社のアンケート調査を実施した。調査期間は2016年2月、調査対象はFX 業界大手、有力企業のうち社名、または数値の公表を前提として、協力を得られた16 社を対象とした。調査方法は同社専門研究員による e-mail によるアンケート調査による。

 それによると、2016年1月の月間取引高は、有力FX企業12社の合計で348 兆円であった。前月比123.7 兆円増(55.08%増)であった。調査対象企業すべて(その他企業4社含む)で取引高が増加したという。なお、1月の米ドル/円は、リスク回避等の円買いや日経平均株価の大幅下落などによる円高が進展。月末には、日銀のマイナス金利導入の発表などで年初を上回る水準に戻るなど上下動の激しい値動きに翻弄され、預かり残高はマイナス、取引高は大幅に増加する企業が多かったとしている。

 企業単体における預かり残高ランキングの第1位は GMOクリック証券で 1,231億円、第2位の外為どっとコムは1,121億円。企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ(SBI証券、住信SBIネット銀行、SBIFXトレードの合算値)(1,779億円)、第2位はGMOグループ(GMOクリック証券、FX プライム by GMO の合算値)(1,383億円)であった。企業グループを加味した場合、前月比で最も高い増加率はマネーパートナーズ(21.90%増)。次いでヒロセ通商(2.11%増)であった。

 企業単体における口座数ランキングの第1位は DMM.com 証券で49.9万口座、第2位の GMO クリック証券は42.9万口座。企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ(SBI証券、住信SBI ネット銀行、SBI FXトレードの合算値)(73.6万口座)で、第2位はGMOグループ(GMOクリック証券、FXプライム byGMO の合算値)(59.6万口座)であった。企業グループを加味した場合、前月比で最も高い増加率は SBIグループ(1.29%増)。次いでワイジェイ FX(1.16%増)であった。

 月間取引高ランキングの第1位は GMO クリック証券で 117.3 兆円、第2位はDMM.com 証券で 88.1兆円(同)であった。前月比で最も高い増加率は FX プライム byGMO(105.46%増)。次いでヒロセ通商(70.20%増)であった。(編集担当:慶尾六郎)