石破大臣でさえ・・憲政史上ない気の緩み 維新

2016年03月17日 09:58

 維新の党の石関貴史国対委員長は16日の記者会見で、石破茂地方創生担当大臣がすでに改正した昨年の法案の趣旨説明を行ったことに「憲政史上ないこと。政権の気の緩みを象徴しているできごとだ」と憂慮した。また「総理や財務大臣の参院予算委員会での答弁もひどいものだ」と問題視した。

 石関国対委員長は「不祥事や参院での別の閣僚の答弁をみても、驕りと緩みを示すもので、新党(民進党)として、政府を監視するのは大きな役割のひとつと思う。監視を強めていかなければならない」と語った。特に石破大臣のミスに「石破大臣でさえ」と内閣の姿勢を懸念した。

 また、会見で、石関国対委員長は両院議員懇談会で、「新党の党名」協議に臨んだ江田憲司議員が協議の経過と世論調査の結果を説明し、民主党の支持層も「民進党」に支持が多かったことも含め「民進党」が良いということになった旨の報告を行ったとした。「民進党の名の下に頑張っていこうということで合意した」と述べた。(編集担当:森高龍二)