安倍晋三総理は北朝鮮が18日午前5時54分ころ、弾道ミサイル1発を日本海に向け発射し、約800キロ飛翔し着弾したことを受け(1)米国、韓国等関係諸国と連携を図り、情報収集・分析に全力を挙げること(2)航空機・船舶等の安全確認を徹底すること(3)国民に対し、迅速・的確な情報提供を行うよう関係閣僚に指示した。
北朝鮮は米韓合同軍事演習を強くけん制しており、その一環として発射させた可能性が高い。防衛省によると「北朝鮮は18日午前5時54分頃、北朝鮮西岸の粛川付近から1発の弾道ミサイルを東方向に発射したと判断される」としており「発射された弾道ミサイルは約800km飛翔し、日本海上に落下したと推定される。詳細については分析中」という。
また、中谷防衛大臣は「一層の緊張感をもって引き続き、情報収集・警戒監視に万全を期すよう」指示した。また「引き続き、大臣指示に基づき情報の収集・分析及び警戒監視に全力をあげるとともに、今後追加して公表すべき情報を入手した場合には、速やかに発表する」としている。(編集担当:森高龍二)