中谷元防衛大臣は北朝鮮が７日から始まる米韓連合演習に反発し、挑発的言動を繰り返していることについて「現下の朝鮮半島情勢を踏まえると、今後、米韓連合演習に反発するといった更なる挑発行動に出る可能性も否定できない」と米韓連合演習への北朝鮮の動き 注視していく考えを示した。
そのうえで「防衛省としては引き続き、警戒監視、情報収集・分析を継続していく。いかなる事態が発生致しても、国民の安全をしっかり守っていくために万全を期していく」と述べた。
また、中国の全人代開催と軍事予算に関して、中谷防衛大臣は「中国の軍事予算等については透明化をし、国際社会においても、しっかりと説明してもらう必要がある」とした。
また「地域の均衡やバランスを損なうものであってはならない」とし「しっかりと国際社会の安定のために貢献できるものであって欲しいと思っている」と述べた。（編集担当：森高龍二）
