民主党は23日開いた両院議員総会を開き、新党の名称「民進党」、綱領、規約等について審議し、27日の新党結成大会の議案とすることを承認した。結党大会で発表する「結党宣言」は岡田克也代表に、「活動方針」は岡田代表と枝野幸男幹事長に一任された。
岡田代表は「わずか1か月間でここまでこられたことに感謝したい。多くの皆さん、特に党名検討チームや綱領・政策検討チームを担当した各議員、党の役員、常任幹事、1人ひとりの議員の協力のおかげ」と謝意を述べ「目指すのは自民党に代わって日本の政治を担い得る、政治の本流を担う政党だ」と強調した。
枝野幹事長は27日の結党大会を経て、28日から新党名を浸透させるために「民進党」のロゴ入りののぼりなど準備を進めている旨を伝えた。また、27日の結党大会では党名、綱領、規約を議案として一括提案したいとし、両院議員総会での承認を求めた。内容についても、これまで審議してきた経緯もあり、異議なく、承認された。新党結成に伴う総務省への必要な書類提出は3月27日付けで、28日に提出する。(編集担当:森高龍二)