日韓関係「非常に重要。緊密に連携」と岡田代表

2016年03月28日 07:58

 民進党の岡田克也代表は27日、就任初の記者会見で、記者団から韓国や中国に対する外交姿勢を聞かれ「韓国との関係は民主党代表時に訪韓し、朴槿恵大統領ともお会いした。日韓関係は非常に重要と考える。新党になっても変わらない。これからも緊密に連携していきたい」と語った。

 また中国に対しては「民主党は中国共産党の対外連絡部と緊密な関係を築いてきた。その関係は新党になってもぜひ維持したい。近隣の重要な国であるので、党としてもしっかりとした関係を築いていきたい」と述べた。

 今回の新党結党に維新の党の代表として大きな貢献を果たしながら、民主党時代に離党したことなどの経緯を踏まえ、民進党の役職を固辞した松野頼久衆院議員については「この1年、いろいろな会合を重ねる中でお互いの信頼関係を築き、結党にこぎつけた最大の功労者」と称えた。

 そのうえで「本来、新しい党の中でしっかりと役割を果たしていただきたいと思っていたが、本人が役職就任を固辞した。それは本人の考えだから止むを得ないが、近い将来、党を引っ張る役割を果たしていただきたい」とリーダーシップを発揮してもらうことに大きな期待を寄せた。(編集担当:森高龍二)