今国会会期末にらみ参院マニフェスト 民進党

2016年04月29日 08:33

 民進党のマニフェスト企画委員長の長妻昭代表代行は夏の参院選挙のマニフェストを、今国会会期末をにらみ完成させたいとのスケジュール感を示した。

 民進党は全議員政策懇談会を26日、27日にわたり開き、マニフェストについて議論。この中で、長妻代表代行は企画委員会が作成した案文をたたき台に衆参国会議員から意見を受けて、連休中も作業を企画委員会ですすめるとともに、連休後には各都道府県連所属の自治体議員や公認・推薦予定候補者等からも意見を聞き、さらに議員間討議に諮り、今国会会期末をにらんで完成を目指す。

 たたき台では企画委員会事務局長の山尾志桜里政調会長が「自由、共生、未来への責任という党理念を柱に、民進党の政策のなかでも重点項目を盛り込んだ。また、働く人、女性、若者など有権者の属性によって関心事が異なることも考慮し構成案を考えた」旨を説明したという。(編集担当:森高龍二)