TPP 次期国会で深掘りの審議する 安住氏

2016年04月28日 08:53

 民進党の安住淳国会対策委員長は27日開いた党の衆院国会対策役員・理事合同会議で、政府・与党がTPP協定関連法案について、今国会での成立を見送ることを受け「継続審議ということで次の国会に引き継がれる。さらに深掘りし、徹底審議していきたい」と重要法案だけに慎重な審議をしていく姿勢を改めて報告した。

 また、熊本地震に対する対応で政府が補正予算案を5月13日に閣議決定し、国会に提出する段取りしていることを踏まえ「補正予算には協力する」としたうえで「選挙期間中に国会の監視のないまま各省に自由にお金を使われないか懸念がある」とし与党側に予算の使い道について必ず予算委員会までに大枠をはっきりさせることや予算執行をチェックできるようにすることを確約するよう求めたことも伝えた。

 また党首討論について「今国会で1回も行わないというわけにはいかないのでは、と強く申し入れている」と報告した。(編集担当:森高龍二)