元沖縄北方担当大臣の山本一太参院議員が「衆参ダブル選挙を(安倍総理に)決断してもらいたい」旨を24日夜、ブログに書き込んだ。「相手が最も嫌がることをやるのが選挙の鉄則】などと上げている。
山本参院議員は「衆参同日選挙になろうとなるまいと、自分自身は痛くもかゆくもない。解散権を持つ総理の判断に従って行動するだけだ」としながらも「しかし、もうこの段階まで来たら、総理には『ぜひ衆参ダブル選挙を決断してもらいたい』と考えている」と書き込んだ。
山本参院議員は理由として「衆参同日選挙は参院選の候補者に有利に働く。激戦区、接戦区の現職や新人候補にとっては現時点の形成を大きく変える『ある種の神風』になるだろう」。
2つ目の理由に「表面的には強気の姿勢を見せていたとしても、野党は(いろいろな理由で)『何とか同日選挙を避けたい!』と思っているはずだ。自分が民進党の幹部なら必ずそう思う。相手が最も嫌がることをやるのが選挙の鉄則だ」。
3つ目の理由は「最大の理由」として「安倍首相がこのタイミングで衆参ダブル選挙を打ち、その結果、再び自公で過半数を獲得すれば『安倍長期安定政権』に向けての大きな一歩になる」というもの。安倍総理の決断は6月1日の国会会期末にはっきりしそう。(編集担当:森高龍二)