自由民主党総裁ネット戦略アドバイザーでもある山本一太元沖縄北方担当大臣(参院議員)が23日までのブログで「安倍総理がダブル選挙を打つ可能性は今でも十分ある」と自身のブログに書き込んだ。
最大の理由について、山本議員は「衆参同日選挙は独自の支援組織を持たない参院の多くの自民党候補者にとって一種の『神風』になる。何度も言っているように、『本当に選挙の強い自民党参院議員』は一握りしかいない。それより何より、激戦が予想される地域の1人区の形勢を大きく変えられるとしたら、この方法しかない!」と1人区で形成を大きく変えられる唯一の手段だと発信しているところに、ダブル選挙の必要性の本音が見えてくる。
山本議員は自身の考えだとして「参院選まであと1ヶ月半余り。選挙が近づけば近づくほど、参院選の情勢は与党にとって厳しくなると見ておいたほうがいい」としたうえで「(勝利が)2回続いていること自体がすでに『小さな奇跡』と言ってもいい。衆院の『3分の2』を維持することより、参院選挙で確実に勝つことを優先すべきだ」と戦略論を展開している。(編集担当:森高龍二)