社会民主党の福島みずほ副党首は参院選挙の争点について、3点を柱にあげた。第1は「憲法を生かすのか殺すのか、それを決める選挙」。
福島副党首は「安倍総理が参議院選挙で憲法改正の発議に必要な3分の2以上の獲得をめざすとしている。総理の憲法改悪の執念を民主主義の力によって打ちくだく選挙。日本は、良い国だった。海外で武力行使をしない、非核三原則、海外に武器を輸出しないという国だった。これを180度変えようとしているのが安倍内閣」と指摘した。
争点の二つ目は「1パーセントのための政治か、99パーセントのための政治かが争点」とした。「新自由主義で格差を拡大し、富裕層を優遇していく政治なのか、社会保障や教育予算に税金を役立てる政治なのかが問われている」と提起した。
第三の争点は「脱原発か、原発推進か、それが問われる選挙」としている。「子どもたちの未来に原発も戦争もいらない。3つに共通していることは自由や民主主義のある社会に住み続けることができるのかということ」と投げかけた。(編集担当:森高龍二)