全国手をつなぐ育成会連合会は神奈川県相模原市の障害者施設で入所者19人を殺害するなどした元施設職員の容疑者が「障害者はいなくなればいい」と発言していることを受け、27日、「障害のあるみなさんへ」とのメッセージで、障害のある人と共にあることを発信した。
メッセージでは「みなさんの中には、そのことで不安に感じる人もたくさんいると思います。そんなときは、身近な人に不安な気持ちを話しましょう。みなさんの家族や友達、仕事の仲間や施設の支援者は、きっと話を聞いてくれます。そして、いつもと同じように 毎日を過ごしましょう。不安だからといって、生活のしかたを変える必要はありません」と精神的なショックを1人で抱え込まないよう呼びかけている。
また「障害のある人もない人も、私たちは一人ひとりが大切な存在です。障害があるからといって、誰かに傷つけられたりすることは、あってはなりません。もし誰かが『障害者はいなくなればいい』なんて言っても、私たちは全力でみなさんのことを守ります。ですから、安心して、堂々と生きてください」と共に生きていることを知らせている。(編集担当:森高龍二)