ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートASP』を利用し、『モラタメ.net』会員のうち20歳以上69歳以下の男女を対象に「音楽鑑賞」に関するWEBアンケートを実施した。調査期間は2016年7月8日~7月11日。有効回答は1,085人から得た。
まず、音楽を聴くためにこの一年間に利用したものを聞いたところ、1位「YouTube・ニコニコ動画などのサービスを利用した(51.9%)」が最多となり、続いて2位「CDを購入した(39.7%)」、3位「CDをレンタルした(29.6%)」という結果となった。
また、音楽を聴くために利用している機器について聞いたところ、「パソコン・タブレットPC(48.7%)」、「カーオーディオ(44.6%)」、「スマートフォン(33.1%)」という順になった。年代別でみると、年齢が高くなるほど「コンポ」「ラジオ」「ラジカセ・CDラジカセ」の利用率が高く、携帯型の「スマートフォン」「デジタルーオーディオプレイヤー」の利用率は低くなる傾向が見られ、年代による差が出ているとしている。
次に、楽曲をどのようにして購入しているか聞いたところ、「CD・レコード販売派(どちらかといえばを含む)(59.8%)」が、「ダウンロード販売派(どちらかといえばを含む)(16.8%)」を、43.0ポイントも上回る結果となった。年代別でみると、若い年代ほど「ダウンロード販売」の利用率は高いものの、依然として「CD・レコード販売派」が多く、アルバムの中の一曲のみダウンロードするなど、使い分けているのかもしれないという。
高年齢層の人にとっては、「ダウンロードだとデータが消えてしまわないか不安になる」など、「CD・レコード販売」の方が、安心感があり根強く利用されているようだという。
そして、高音質の音源を指す「ハイレゾ」の認知度について聞いたところ、「知っている(28.5%)」、「言葉を聞いたことはあるが、よくわからない(34.3%)」を合わせると62.8%だった。男女別で見てみると男性は「知っている」と答えた人が40.7%と最も多く、「言葉を聞いたことはあるが、よくわからない」の36.2%と合わせると、76.9%の人に認知されていた。
一方で女性は、「知らなかった」と答えた人が53.5%と半数以上で最も多く、男女による認知率に大きな差があらわれた結果となった。(編集担当:慶尾六郎)