松野博一文部科学大臣は３日、大臣就任記者会見をし「安倍総理から教育政策は安倍内閣の最重要課題のひとつなので、しっかり取り組むようにと言われた」と冒頭語った。
松野大臣は「教育政策を自身のライフワークとして取り組んできた。文科大臣の責任を痛感している。馳浩前大臣、下村博文前々大臣の下で教育改革が進められた。私がまず取り組むべきは現場の改革だと思っている。量・質両面にわたり教育現場、研究現場の環境整備をし、サポートしていく」と語った。
また「給付型奨学金をはじめとして、様々な経済環境の中で育った生徒・児童が環境によって教育の機会を奪われることがないように施策を進めていきたい」とした。
松野大臣は「給付型奨学金に対する予算は２０１７年度予算において具体化を図るべく、協議を進めている」などと語った。
松野氏のＨＰでは、憲法については「日本人自身の手で、日本の誇り、日本人らしさを示す新しい憲法をつくる」、選挙制度改革では「定数削減と中選挙区制度復活を目指す」、教育では「全国一斉学力テストの復活」などがあがっていた。（編集担当：森高龍二）
