「第11回子どもの福祉用具展2012~キッズフェスタアンダー18~」が開催される。これは18歳以下の子供たちのための福祉用具展で、車いすや歩行補助具、生活用品、福祉車両などが展示されており、今回で11回目を迎える。
参加企業及び団体は、包装材料の製造会社としてのノウハウと技術力で、三層強化段ボールを用いた小児用姿勢保持具「i トライチェア」を製造販売しているアサヒテックコーポレーションや、ドイツに本社をおく総合福祉機器メーカーで、創業時から義肢メーカーとして一人ひとりの身体に適合できる製品を提供するオットーボック・ジャパン、そして車イス用電動ユニットや装着車両などを展示するヤマハ発動機など50以上と多彩で幅広い。
なかでもヤマハ発動機の手動車イスを電動化するユニットで、フラットモーターの採用により車イスへの装着性が高く、子ども用車イスに取り付けるケースも増えている「JWX-1」は注目度が高い。また「ジョイユニットX」は、ホイールサイズ16インチのユニットで、リクライニングタイプやチルトタイプなど、小径ホイールが主流のカスタムメイド車イスへの取り付けが可能。今回、車イスメーカー各社の協力を得て、様々な子ども向け車イスに「JWX-1」や「ジョイユニットX」を装着して展示・試乗を行う。
また4月20日に発売した「JWX-1」のハブ部に装着する「JWX-1用 カラーキャップ」、オリジナルのスポークカバーといったユーザーの好みや車イスのフレームにあわせてコーディネートを楽しめるアイテムに加え、多様な入力コントローラーでヤマハの電動ユニットを操作するための仲介装置「ヤマハインターフェイスBOX」装着車両なども展示している。
なお、同展示会は2012年4月28日と29日にTRC東京流通センターで開催されている。