日本共産党の志位和夫委員長が、安倍政権に対し「だまし討ちの暴走政治」と強く非難している。
だまし討ちだとして、志位委員長がいくつか挙げたものでは、参院選挙後に稲田朋美防衛大臣が発表した安保法制施行に基づく自衛隊PKO活動での『駆けつけ警護』や『宿営地の共同防護』など、南スーダンでの任務拡大などへ、安保法制具体化の訓練開始。
さらに、沖縄・米軍北部訓練場のヘリパッド(4基)建設。既設の2基のヘリパッドはオスプレイの離発着訓練場になっており、住民の暮らしに影響を与えている。
また、国民の反対で3度廃案になっている共謀罪をオリンピックでのテロ防止強化などを理由に、再び国会で成立を図ろうとする姿勢を見せていることや自民党改憲案をベースにした憲法改定を進めようとしていること。
さらに75歳以上の医療費窓口負担を2割に引き上げることなど、社会保障の大改悪をしようとしているなどを指摘している。
志位委員長は、これらはいずれも「さきの参院選で語らなかったことばかりだ」と怒りをあらわにし、ツイッターで発信している。(編集担当:森高龍二)