野党共闘に民進党は党統一見解を 小沢代表

2016年09月27日 16:30

 生活の党の小沢一郎代表は26日の記者会見で、野党共闘について衆院選に対して民進党としての基本方針を早く決めるよう求めた。「基本方針が決まらなければ、具体的協議はできない」と語った。

 また「野党共闘で戦うには、総選挙は1人区なので、野党統一候補として戦うことになる。その確認をしないと意味がない」と強力与党に対抗するため徹底した野党共闘への確認を求めた。

野党共闘について、民進党の野田佳彦幹事長が野党4党幹事長会談で選挙協力は政権選択の選挙(総選挙)では除く旨の発言をしたと聞いているとし、これに他の野党から、岡田克也氏が民進党党首の時の党首会談で、国政選挙で出来る限り協力し合うことが確認されているとして、どういうことかが問われ、野田幹事長は党役員会で話した後に返事する旨を答えたと聞いているとした。

蓮舫代表と安住淳代表代行が来て、さきの党首会談での確認事項通りにやるとの意向が伝えられた後での、野田幹事長の発言だったとして、小沢代表は首を傾げた。

小沢代表は「民進党が議論したうえで、どういう答えを出してくるのか知りませんが、そういう、あいまいなことで、やるようなことではない」と民進党として統一した見解を求めた。(編集担当:森高龍二)