日本共産党の志位和夫委員長は総選挙や衆院選挙補選などでの野党共闘に、民進党の一部で「綱領・理念の違うものとは協力できない」との声がでていることを意識し「綱領・理念の違うものとは協力できないという議論があるが、綱領・理念が同じなら同じ政党になる」とアピール。
「綱領や将来像が違うからこそ独自の政党をつくっている。政党の共闘とは、綱領や将来像が違うものが『国民の切実な要求にかなう当面の一致点で力をあわせること』。これが基本です」と国民の切実な要求にかなう当面の一致点で力をあわせることだと強調した。
志位委員長はツイッターで「党中央委員会の報告で、総選挙に向け野党共闘を発展させることを呼びかけたが、討論では全国各地で、ともに参院選を闘った野党、市民団体が、いろいろな話し合いを始めており『次も共闘』という流れが起こっている。曲折はあってもこの流れは決して逆戻りはしないと確信をもっています!」と感嘆符付きでつぶやいた。巨大与党に打ち勝つには共闘が必要と強く呼びかけたもの。(編集担当:森高龍二)