沖縄・ヘリパッド「1日も早く」と稲田防衛大臣

2016年09月28日 07:06

 稲田朋美防衛大臣は27日の記者会見で、沖縄の米軍北部訓練場へのヘリパッド建設は「沖縄の負担軽減につながるものであり、1日も早くやっていくということだというふうに思う」と語った。

 また建設反対派から北部訓練場内で警備に当たっていた防衛職員が暴行を受けたとする事案について「北部訓練場内で警備に当たっていた防衛職員が、立入りが禁じられる提供施設・区域内に無断で侵入した者によって、押し倒され、地面に後頭部を強く打つなど、負傷したという事案だ」と説明。稲田防衛大臣は「違法な行為ということはやるべきではないと、不法な行為は許されないと思う」と指摘した。

 また、稲田防衛大臣は「安倍政権の方針として、沖縄の負担軽減については、全力を尽くすと所信表明でも言われているし、できることは何でもやっていくと。その上で北部訓練場の返還というのは沖縄の負担軽減に繋がるものであり、一つ一つ確実に結果を出していくというのが安倍政権の方針であり、防衛省の方針である」と答えた。(編集担当:森高龍二)